あなたは、病気になってから治療する。それとも・・・
予防医学シリーズ1『あなたは、病気になってから治療する。それとも・・・』
『病気になりたくない』と、おそらくこのブログを読んでいるほとんどのみなさんが思っているでしょう。
『では、具体的になにをしていますか?』と聞くと、
「特に何もしていない」
「運動するよう心がけている」
「○○が体に良いと聞いたから毎日食べている」
「バランスの良い食事を心がけているくらいかな」
などという答えが返ってきます。
はたして、それで病気にならないのでしょうか?
アメリカでは、『病気を自分で予防する』という考え方が根付いていて、今日本で行われているほとんどの予防医学がアメリカ発であることに僕も驚いたほど日本の予防医療が遅れています。
その一番の理由として挙げられるのが『医療保険制度』です。
日本には、『医療保険制度』があり、病気になれば安い医療費で治療が受けられるが、アメリカは、民間の医療保険会社に個人で入り高い医療費を払わなければ治療してもらえないため、『病気をすると膨大なお金がかかるため、自分で病気を予防しなければ』という意識がとても高いので、予防医療にお金と時間をかける習慣があります。
その習慣の一つが運動です。
今でこそ、日本でもランニングをする人が増えてきましたが、アメリカでは数十年前からランニングや散歩が生活に定着しており、スポーツクラブに通う人口もアメリカは全人口の約30%に対し、日本は約15%程度とまだまだ少ないのです。
また日本は、『病気にならないと医療保険が使えない』ため、予防医療にお金をかけるという意識はまだまだ低く、東京都内では、健康保険の使えない最先端の予防医療病院が、少しずつできているが患者数が延びず潰れているのが現状です。
一つの検査でも、病気になれば数千円が病気でないと1万数千円かかるため、病気になってから治療した方がお金がかからないので、病気になってから治療しようとする。
しかし、病気というものは、なってからでは治らないものが多いことは、あまり知られていない。
たとえば、高血圧症も一度あがった血圧を下げるのは一苦労であるし、薬を飲んで下がっていても一時的なもので、薬は飲み続けないといけないので膨大な治療費がかかるし、薬による副作用(認知症など)のリスクもある。
逆に血圧を上げないように予防するのは、
運動を定期的にする
食事に気を付ける
睡眠を十分とる
など、生活習慣を変える努力は必要であるが、この方が効率よく病気にならずに済むし、国民全体の医療費削減につながる。
私は、『病気になってから治療するよりも、病気になる前に予防することをお勧めします。』
そこで、今回『予防医学シリーズ』として、病気にならないための基礎知識などを時々書いていきたいと思います。
また、質問・疑問は、お気軽に当院までお問合せください。
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