ばね指について
ばね指とは、指を曲げたり伸ばしたりした際にひっかかる感じがして痛みを伴うものです。
なぜひっかかってしまうのかというと、指には腱と呼ばれるものが存在し、その腱によって指を曲げ伸ばししています。その腱が浮き上がってこないように腱鞘と呼ばれるものが押さえています。指を使い過ぎてしまったりすると、その腱と腱鞘との間で摩擦が起き、炎症が進んでしまい、腱鞘が肥厚してしまったり、腱が肥大して、ひっかかるようになってしまいます。またその際に痛みを感じることがあります。
症状は朝に強く感じ、動かしていると日中は症状が軽くなることもあります。女性に多く、親指が一番起こりやすいと言われています。
症状が軽いからと思い、そのままにしておくと症状が悪化して手術をしなければ治らなくなることもあります。ひっかかる感じがしたら早めに受診することをオススメします。