体の衰えを防止するトレーニング法
『体の衰えを防止するトレーニング法』
≪スポーツ怪我予防塾⑦≫
前回、トレーニングもせずにスポーツをして体を痛めるのは、体の衰えが原因であるという話を書きました。
今日は、普通の仕事をしながら、本気で草野球やフットサル・マラソンなどのスポーツをしている方にトレーニング法の提案をさせて頂こうと思います。
当院では、寝たきり予防のため、スポーツ活動を推進・応援しております。
しかし、一生懸命やりすぎてケガをしてしまっては、かえって寝たきりになりやすくなってしまいます。
そこで、ケガを治すプロである私が、ケガをしない為のトレーニング法を提案します。
ケガを予防するトレーニングといっても各個人で、ケガをしやすいポイントが違うため、なかなかすべての方にあったトレーニングを提案するのは難しいです。
そこで今回は、月曜から金曜まで仕事で土日にランニングをしている方にトレーニングのスケジュール提案をさせていただきます。
マラソンランナーの川内選手のように体が強くずっと走り続けている選手は特別で、ほとんどの一般ランナーが毎日走れば、疲労がたまりすぎてしまいケガをしてしまう。
ケガをしない為には、うまく休養をとることが重要である。
体は、スポーツをするとほんの少し傷つきます。
その細かい傷を修復するため、体は乳酸という物質を出して傷を修復しようとします。その細かい傷が多いと乳酸がいっぱい出過ぎて筋肉痛を発生させます。
つまり、その細かい傷が治らないうちにまたスポーツをしてしまうと、どんどん傷が増えていずれ怪我につながっていきます。
その細かい傷が治るのは、個人差や年齢によって異なりますが、48時間ぐらいかかると言われています。
つまり、1日休養をいれて1日おきにトレーニングをすることをお勧めします。
月・水・金は、休養。火・木・土・日がトレーニング。
または、トレーニングを毎日したいという方は、
月・水・金は、上半身トレーニング。火・木・土・日が下半身トレーニング。
とするといいですよ。
当院では『トレーニング法の相談』などもお受けします。
悩んでいる方は、気軽にご相談ください。
次回は、もう少しトレーニング法について書く予定です。