野球の軟式から硬式に変わるときは、肘を痛めやすいのはなぜか?
『野球の軟式から硬式に変わるときは、肘を痛めやすいのはなぜか?』
軟式野球と硬式野球は、ボールが全然違います。
軟式ボールは、真ん中が空洞で周りをゴムで覆われているため、真ん中が軽く外側が重くなっています。
そのため、硬式ボールより軽く回転がかかりやすく空気抵抗の影響を受けやすい。
硬式ボールは、真ん中にもコルクや毛糸などが詰まっていて、真ん中と外側の重さが軟式ボールより変わらず、軟式ボールより少し重く、比較的空気抵抗の影響を受けにくく、回転はかかりにくい。
つまり、軟式ボールは、手首のスナップを利かせるだけで、空気抵抗の影響を受け、伸びのある良いボールが投げられるため、肘が体の前に出た状態で肘の曲げ伸ばしで投げる投げ方になってしまう子供がとても多く、その投げ方で硬式ボールを投げると肘に大きな負担となり、肘を痛めてしまうパターンが、私の治療経験上とても多いです。
肘の曲げ伸ばしを使った投げ方は、内野手投げとも呼ばれ、近距離で素早く投げる際に使われる投げ方で、ピッチャーの投げ方としては適さないです。
軟式野球の指導者の方は、遠投時の体全身を使った投げ方と、内野手投げの二種類の投げ方を使い分けて指導していただくと、肘の怪我の予防になります。
硬式野球の指導者の方は、二種類の投げ方の使い分けは、ボールの特性から自然にできていることが多いですが、硬式ボールを扱うには筋力が必要ですので、アメリカの研究ですが、腕立て伏せを15回できると投球障害の予防になるというデータがありますので、腕立て伏せ最低15回できるように指導してあげて下さい。
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